ABOUT
千駄木駅
「千駄木」は、古き良き時代の風景を残した観光地としても人気の高い谷根千(やねせん)に含まれたエリアです。 「谷根千」とは、1984年に創刊された地域雑誌「谷中・根津・千駄木」を置くお店のことを、その読者たちが略称して「やねせん」と呼んだことから、いつしかこの地域自体を指す言葉として定着しました。

東京都文京区に属するいわゆる山の手のうちでありながらも、下町のような街並みが魅力のエリアです。ですが厳密に言えばこの地域は下町ではなく、東京大学にほど近く、川端康成や夏目漱石、森鴎外などの著名な文人から、建築家、政治家、銀行家などもかつて居を構えたこともあり、地形的に見ても本郷台地の端に存在する高台であるため、本来は「山の手」に含まれています。

派手さは全くなく、どちらかと言えばやや地味な印象を受けますが、東京都心部とは思えないのんびりとした雰囲気が魅力の地域です。
教育環境や住民のマナーが高いため犯罪発生率も非常に低く、地域に目を配れる環境が整っていますので、女性の一人暮らしや小さな子供がいる家庭も安心して住むことが可能です。
  • 01
    夏目漱石旧居跡(猫の家)

    夏目漱石旧居跡(猫の家)

    文豪・夏目漱石(1867~1916)が、イギリスから帰国後の明治36年から3年間住んだ場所です。東京大学英文科・第一高等学校の講師として活躍する一方、 ここで、処女作「我が輩は猫である」を執筆し、旧居は作品の舞台となりました。「倫敦塔」や「坊ちゃん」、「草枕」などの大作もここで執筆されました。現在は、日本医大同窓会館の敷地となっています。
    なお、家屋は愛知県犬山市にある「明治村」に移築され公開されています。現在は、案内板があります。
    夏目漱石が初めて小説を書いた場所として知られる「猫の家」は壁に猫の彫像があり、当時の面影を残しています。文学ファン必見で、歴史的な価値も高く、猫好きにはたまらない魅力があります。

    ADDRESS

    東京都文京区向丘2-20-7

    ACCESS

    東京メトロ南北線「本駒込」駅 徒歩8分
    東京メトロ千代田線「千駄木」駅 徒歩10分

  • 02
    谷中銀座商店街

    谷中銀座商店街

    商店街には昔ながらの個人商店を中心に、様々な業種約60店舗が全長170メートルほどの短い通りに立ち並びます。お店とお客様、お店とお店、人と人と。とても狭い、下町の商店街だからこその程よい距離感が「谷中ぎんざ」の魅力であり、商店街のコミュニケーションの原点でもあります。
    谷中銀座商店街は昭和20年頃に自然発生的に生まれました。その後、様々な商流の変化を乗り越え、近隣型の商店街として発展。平成に入り、谷中・根津・千駄木の界隈が「谷根千」と呼ばれ注目が集まり、下町散策の中心地として、広域、遠方、海外からもお客様が訪れるようになりました。

    ADDRESS

    東京都台東区谷中3-13-1

    ACCESS

    JR山手線・常磐線・都営舎人線・私鉄京成線「日暮里」駅 徒歩5分
    東京メトロ千代田線「千駄木」駅 徒歩5分

  • 03
    森鴎外記念館

    森鴎外記念館

    森鴎外は医学・文学の評論や小説・戯曲等の翻訳、ヨーロッパ文学の紹介などを行い、明治を代表する知識人として活躍しました。
    森鴎外記念館は平成24年11月1日、森鴎外生誕150年を記念し、後半生の30年間を過ごした鴎外の旧居「観潮楼(かんちょうろう)」跡地に開館しました。年2回の特別展や継続的に入替を行う展示室のほか、大画面での映像が楽しめる映像コーナー、鴎外関連の調査・研究のための図書室などがあります。
    2階から東京湾が臨めたことから観潮楼と称し、「青年」「雁」等数々の名作を執筆した場所です。記念館では、自筆原稿や書簡のほか、観潮楼正門の門柱跡や「三人冗語の石」も見られます。
    また、オリジナルグッズをはじめ鴎外関連の書籍等を取り扱うショップ、庭園がのぞめるカフェなどの施設もあります。

    ADDRESS

    東京都文京区千駄木1-23-4

    ACCESS

    東京メトロ千代田線「千駄木」駅 徒歩5分
    東京メトロ南北線「本駒込」駅 徒歩10分
    都営三田線「白山」駅 徒歩15分
    JR山手線「日暮里」駅 徒歩15分

  • 04
    夕やけだんだん

    夕やけだんだん

    「夕やけだんだん」は、JR日暮里駅の北口から谷中銀座商店街に通じる御殿坂と谷中銀座の間の階段で。この階段からは美しい夕焼けを見ることができます。
    1990年に石段が改装された際の一般公募による愛称募集時に、作家・タウン誌『谷根千』編集者の森まゆみさんが「夕やけだんだん」と命名しました。
    夕方この階段に座って、谷中銀座方向を見ると綺麗な夕焼けが見えることから、選ばれた名称だそうです。 階段の傾斜は15度で緩やかであり、高低差は4メートル、段数は36段です。幅は4.4メートルあり、長さは15メートルとなっています。
    夕方になると、階段に座って夕焼けを待つ方も現れる皆に愛されているスポットです。猫に会える場所としても有名なようです。

    ADDRESS

    東京都荒川区西日暮里3-14

    ACCESS

    JR山手線・常磐線・都営舎人線・私鉄京成線「日暮里」駅 徒歩8分

  • 05
    根津神社

    根津神社

    根津神社は日本武尊が1900年近く前に創祀したと伝える古社で、東京十社の一社に数えられています。
    現在の社殿は宝永3年(1706年)、甲府藩主の徳川綱豊(後の江戸幕府第6代将軍徳川家宣)が献納した屋敷地に造営されたもので、権現造(本殿、幣殿、拝殿を構造的に一体に造る)の傑作とされています。なお社殿7棟が国の重要文化財に指定されています。
    境内はツツジの名所として知られており、現在のつつじは戦災で被災した社殿の修復が終わった後、荒れていた丘に3,000株を増植したもので、昭和45年より「文京つつじまつり」を催しています。
    根津神社は、江戸時代には山王神道の権現社で、当時は「根津権現」とも称されました。この呼称は明治初期の神仏分離の際に「権現」の称が一時期禁止されたために衰退しましたが、地元では現在も使われる場合があります。単に「権現様」と称されることもあります。文学作品では「根津権現」として出てくることが多いです。

    ADDRESS

    東京都文京区根津1-28-9

    ACCESS

    東京メトロ千代田線「根津」駅 徒歩5分
    東京メトロ千代田線「千駄木」駅 徒歩5分
    東京メトロ南北線「東大前」駅 徒歩5分
    都営地下鉄三田線「白山」駅 徒歩10分

  • 06
    恩賜上野動物園

    恩賜上野動物園

    正式名称は東京都恩賜上野動物園といい、東京都が経営する動物園です。 1924年(大正13)この施設が宮内省から東京市に下賜されたところから「恩賜」の語がついています。 開園は1882年3月20日で、日本では最も古い動物園です。開園時には農商務省、その後宮内省、東京市、東京都建設局が所管し、現在は指定管理者制度により公益財団法人東京動物園協会が管理しています。
    上野動物園は上野恩賜公園内にあり、総面積は14ヘクタールです。敷地は西園と東園に分かれており、両園間は「いそっぷ橋」を介して行き来できるほか、両園を結んでいた上野動物園モノレール(上野懸垂線)は常設のものとしては日本初のモノレール路線でした(2019年11月より運行休止中、2023年12月に廃止)。
    旭川市旭山動物園が月間入園者数で上回る月もあるものの、年間入園者でみると当園が日本1位です。

    ADDRESS

    東京都台東区上野公園9-83

    ACCESS

    JR「上野」駅 徒歩5分
    京成線「京成上野」駅 徒歩4分
    東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅 徒歩8分
    都営地下鉄大江戸線「上野御徒町」駅 徒歩10分
    東京メトロ千代田線「根津」駅 徒歩5分

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